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次に場所を移動、眠りを誘うようなBGMが流れる間接照明の個室に入り、体を締め付けない服装になります。
吉田さん「今日はボディセッションということで、基本的なチェックを行いますね。そして川島さんの体に合った光を当てていきます。最初はチェックがメインになるので色々おうかがいしますが何でもおっしゃってくださいね」
川島さん「はい」
吉田さん「リラックスして呼吸を整えましょうか。ふかーく息をしてゆっくり大きく息を吐き出し下さい。最初はポイントを取って行きます。
これを数回繰り返します。
吉田さん「これからチェック用の光を当てますね。感じたことがあったらおっしゃってください。何か感じますか」
川島さん「頭の上の方がモヤモヤします」
チェック用の光を当てる度に違った感じを受ける川島さん。
数種類の光をあてて、
吉田さん「一通りこれでチェックは終わりました。体の持っている気質としては、結構ストレスを受けたときに気管とか皮膚の関係の症状があらわれることが多くないですか。ちょっと肺や気管支が弱いんじゃないかなと思うんですけどどうですか」
川島さん「タバコとかは吸わないので、あまり気管系とかはわからないですね」
吉田さん「じゃあ、あとは皮膚、手とか弱いところはありますか」
川島さん「湿疹とかがあって、だいぶ治まってはきてるんですけど」
吉田さん「肺っていうのは呼吸器系で、皮膚も皮膚呼吸というように同じ呼吸をしている器官なんですね。川島さんはそれらの器官にストレスの影響を受けやすい体質ですね。あと、感情の面でいうと、悲しいことに弱いタイプだと思うんですけど、すぐに諦めちゃったりとかため息が出やすかったりとかしませんか」
川島さん「そうですね。結婚して五年になるんですが、子供も二人いるので昔と違って生活にハリがなく、いいことも悪いこともあまりない。正直な話、感情の起伏が激しいかなと思います、自分で。あまり口に出さないですね」
吉田さん「気持ちの表現は人それぞれ違う
と思うんですね。起伏が大きくなったときに、川島さんの場合は、悲しい感じになってしまうんじゃないかなと思うんですね」
川島さん「けっこう溜めこみますね。言わないし、出さないし」
吉田さん「呼吸器系にストレスを受けやすい人っていうのは、溜めこむ傾向があるんです。それと、結婚してからの時期と手に湿疹の出来やすい時期が同じになってますね。何か思い当たる原因がありますか」
川島さん「はい、あります。結婚してしばらくは家にこもるということがものすごいストレスで。この二年ぐらいで湿疹もだいぶ引きましたが、とにかく結婚してから皮膚には悩まされました」
吉田さん「全部が全部、心の問題ではなくて、洗剤を使う機会が増えたとか物理的なものあるしひょっとしたら生活の環境の変化がまだ受け入れられてないというのもあるかもしれないし、さっき言ったように心理的なストレスが皮膚に表れているのかもしれません。
思春期から25歳までの環境の変化もチェックしたんですが、一番大きいのが、おそらく20歳か21歳くらいの時に、何か大きな壁や環境の変化とかなかったですか」
川島さん「そうですね、社会人になったということがありますが」
吉田さん「そのときのストレスが今までで一番大きいのかなって気がします。19歳くらいのときに何かありましたか。単純に引越しして環境が変わったとか、精神的な部分で大きな出来事があったとか、人間関係がガラッと変わったとか」
川島さん「ありましたね」
吉田さん「その時の気持ちってどんな気持ちですか」
川島さん「いいこともあったし、悪いこともあって、ちょっと後悔して残ってることもあります」
吉田さん「他に細かいところで出てきてるのは14歳前後と10歳から11歳くらいの時期に何か小さなことがあったのかなあって思います。とりあえず大きく気になるのは19歳、あるいは20から21歳くらいにかけての環境や心の変化が、今もひょっとしたら続いているのかもしれませんね。自分の心の中にモヤモヤと残っているものを客観的に見られるようになれば、解決法というか対処法になるかもしれません。さらに先に進もうと思ったらさっき言った年代の思春期時代のこととかも見直して、残ったままのことを解決していくようにするともうちょっと楽に過ごせるかもしれないですね。他に何かききたいことはありますか」
川島さん「私は自分を責めるタイプなんです。相手は何も思ってないでしょうが、必要以上に気にするので、自分の出来なかったことや、やってしまったことをひたすら後悔してしまうんです」
吉田さん「責任感が強い部分もあるんですが、反面、執着心がすごく強いところがあります。ひとつのことを何年も抱え込んじゃう傾向があるかもしれません。どうしてそういう傾向になるのかというと、環境の変化に慣れるのに時間がかかるタイプなんじゃないですか。心のどこかでリリースが出来ない、手放すことができない。過去のことに執着してると新しい変化に適応しにくい傾向がある気がしますね。あと、お母さんとの関係は良かったですか」
両親との性格や関係についてお話をして
吉田さん「特に愛情メンタルは問題ないと思います。ちょっとお母さんとの関係が気になりますね。お仕事されてたっていうのもありますが、自分の方を向いて欲しかったなあっていうのなかったですか」
川島さん「それはあります、甘えたことがないですね。その代わりおばあちゃんがお母さんがわりでずっと付いててくれました」
吉田さん「首のコリが左側にだけあらわれるってことですが、東洋医学では体の左側っていうのは女性性って言われてるんですね。身近な女性との関係、お母さんや職場の人、姉妹との関係がこじれてくると左側に何らかのストレスがかかるケースもあります。もちろん姿勢が歪んでいるとか傾ているという原因もあります。そういうことを踏まえて、振り返ってみるといいかもしれないですね。
それでは、全体の体のバランスを整えたあとで、肺のバランスを整える光を当てますね。途中でイヤな感じがしたり、体のどこかが重いとか軽いとか、思ったことがあったらおっしゃってください。どんな感じですか」
川島さん「黄色みたいなフワッとした感じがします。目の奥のところで黄色がチカチカします」
吉田さん「イヤな感じはしませんか」
川島さん「はい」
そして再度、体の各部に光を当てます。
吉田さん「ゆっくり息を吐いて、ゆっくり起き上がって下さい。どうでしたか」
川島さん「気持ちよかったです。ありがとうございました」 |